【徒然】円高に思うこと
随分と株価や為替が乱高下してます。
マイナス金利と円高に反発して、猛烈な株安になっているという記事。
なのですが、今日は為替についてだけ、ちょっと書いてみたいと思います。
円高とは相対的に自国の通貨価値が上がっている状態です。(通常は対米国ドルを指します)
そして日本は電機と車が全体の産業を支えており、となると、原料を輸入して完成品を輸出しているのが日本だから、売上は円ベースで見れば、円高時は下がる。
つまりP/L上の収益性が悪くなる。だから株が売られる。
ということになります。
私、この構造は理解してるんですが、でも昔から不思議に思ってます。
日本は食物自給率が4割に満たないです。生きていくのにベースになる食料資源に乏しい国です。
そう考えると、食品の6割を輸入に頼っている、という観点からすると、むしろ円高は喜ばしいことなのではと思えてくるのです。
だって、車や冷蔵庫なくても生きていけますが、食べなきゃ生きていけないじゃないですか。
でも食料は海外から取り寄せられるのが当たり前と思ってるんですよね。私も、きっと大半の他の国民も。
でもこれっていつまでも続くのかな…?
と思った時に、なぜ円高を歓迎する記事を全く見ないのだろうと、不思議でなりません。
徒然まで。
0コメント